シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100BF35

有価証券報告書抜粋 株式会社 アルバック 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年6月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

(1)財政状態
① 資産、負債及び純資産の状況
(資産)
前連結会計年度末に比べ、257億46百万円増加となりました。主な内容は、受取手形及び売掛金が125億61百万円増加したこと、現金及び預金が107億21百万円増加したこと、たな卸資産が7億54百万円増加したことなどであります。
(負債)
前連結会計年度末に比べ、11億39百万円減少となりました。主な内容は、長期借入金が107億9百万円減少したこと、短期借入金が92億53百万円減少したこと、一方で、支払手形及び買掛金が135億26百万円増加したこと、前受金が33億10百万円増加したことなどであります。
(純資産)
前連結会計年度末に比べ、268億85百万円増加となりました。主な内容は、利益剰余金が229億88百万円増加したこと、その他の包括利益累計額が37億31百万円増加したことなどであります。
② キャッシュ・フロ-の状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前当期純利益、減価償却費、仕入債務の増加、前受金の増加などのプラス要因に対し、売上債権の増加、たな卸資産の増加などのマイナス要因により、378億18百万円の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形及び無形固定資産の取得による支出などにより、137億13百万円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
短期借入金の減少、長期借入金の減少、配当金の支払などにより、225億80百万円の支出となりました。
以上により、現金及び現金同等物の期末残高は前連結会計年度末に比べ、26億93百万円増加し、475億55百万円となりました。

(2)経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、設備投資や個人消費、輸出が持ち直し、緩やかな回復基調が続いてまいりました。米国では、設備投資や住宅投資の増加などにより景気の回復が続いてまいりました。欧州では、消費が増加し、機械設備投資に持ち直しの動きが見られるなど、景気は緩やかに回復してまいりました。中国では、各種政策効果もあり、景気に持ち直しの動きが見られました。
当社グループを取り巻くエレクトロニクス市場においては、スマートフォン販売台数の伸びの低下は見られるものの、モバイル機器などの高機能化・薄型化に向けた動きは継続し、半導体や電子部品の需要は概ね堅調に推移しました。フラットパネルディスプレイ(FPD)製造装置の設備投資も、モバイル端末向け有機EL製造装置やテレビ向け大型液晶ディスプレイ製造装置が、引き続き活発な動きを示しております。
その結果、当連結会計年度につきましては、受注高は、2,354億60百万円(前年同期比118億52百万円(5.3%)増)となり、売上高は2,318億31百万円(同393億94百万円(20.5%)増)となりました。また、損益面では、営業利益は294億68百万円(同116億5百万円(65.0%)増)、経常利益は297億16百万円(同113億43百万円(61.7%)増)、親会社株主に帰属する当期純利益は244億69百万円(同77億71百万円(46.5%)増)となりました。

企業集団の事業セグメント別状況は次のとおりであります。

「真空機器事業」
真空機器事業を品目別に見ますと下記のとおりです。

(FPD及びPV製造装置)
FPD製造装置の受注高は、中小型液晶ディスプレイ製造装置が減少したものの、有機EL製造装置やテレビ向け大型液晶製造装置が高水準で推移し、前年同期を上回りました。売上高は有機EL製造装置に加えてテレビ向け大型液晶製造装置が増加、前年同期を大幅に上回りました。

(半導体及び電子部品製造装置)
半導体関連は、メモリ向け投資の拡大に伴い、スパッタリング装置や自然酸化膜除去装置が増加、電子部品関連は、モバイル機器向け高機能デバイス製造装置などが堅調に推移し前年同期を上回る受注高、売上高となりました。
(コンポーネント)
FPD、半導体、電子部品業界や自動車関連向けを中心に受注高、売上高ともに前年同期を上回りました。特に売上高は有機EL製造装置に搭載するクライオポンプが大きく寄与しました。

(一般産業用装置)
自動車部品製造用真空熱処理炉などを中心に受注高、売上高ともに前年同期を上回りました。

その結果、真空機器事業の受注高は2,051億42百万円、受注残高は1,011億45百万円、売上高は2,006億1百万円となり、営業利益は268億46百万円となりました。

「真空応用事業」
真空応用事業を品目別に見ますと下記のとおりです。

(材料)
主に液晶ディスプレイ用スパッタリングターゲットを中心に受注、売上を計上いたしましたが、価格競争の激化の影響を受け、ともに前年同期を下回りました。

(その他)
マスクブランクス関連は、高精細、高機能ディスプレイパネルや車載及び産業用半導体需要の増加を受け概ね堅調に推移いたしました。一方、分析機器関連は、受注高、売上高とも、全般的に低調な結果となりました。

その結果、真空応用事業の受注高は303億18百万円、受注残高は51億64百万円、売上高は312億30百万円となり、営業利益は26億円となりました。

なお、上記金額には消費税等は含まれておりません。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01589] S100BF35)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。